「毎日が腰施術」杉山手技療法の施術レシピ 〃腰と言えば杉山・杉山と言えば腰〃 |
投稿:杉山手技療法・神戸三宮🍀院長 |
男性80代・会社経営(神戸市) レジを納品運搬中に腰を痛められました 将に〃ぎっくり腰〃コロナ禍以降4年ぶりの再診 突然ドアを開けて入って来られたので 急を要すると理解できました 予約の空き時間に施術しました 当然、痛めた腰には触れません 何故なら傷口を触ると治りが遅れます 〈杉山見立て〉 【骨格のズレ・変位】 頚椎2番回旋、肩甲骨外下方、上腕骨内旋、 腸骨前下方、腰椎4番5番後下方、距骨前方 【筋膜の癒着・緊張】 肩甲挙筋、上腕二頭筋、腕橈骨筋 最長筋、前鋸筋、中殿筋、下腿三頭筋 【老廃物・リンパの滞り】 鎖骨下、上腕、前腕、中殿部、腓腹部 【ツボ経絡の反応】 風池、肩井、膏肓(こうこう)日月(じつげつ) 大腸兪、承山(しょうざん)金門(きんもん) 〈杉山手技療法〉 レジの販売会社をされており、日々重量物の運搬も手伝われ10年以上前から 痛めては来院され、「82歳になった」とお聞きし現役で活躍されているのは素晴らしい事だと思うと同時に 脊柱管や椎間板軟骨の変性、穴の日月に反応もあり内臓も含め身体の年齢的なリスクが頭を巡りましたが足にしびれ無く、歩く姿を見て施術可能と判断し後日医療機関での検査を勧め、応急腰施術をしました 仕事がらコルセットの購入も勧めました(以前は当院でも1種類のコルセットを用意していましたが、今ではドラッグストアで何種類も販売しているので、体型やスポーツ用などその人に合うコルセットを探した方がベストと考えています) 杉山手技療法は椅子に座っての施術で寝なくてすむので〃ぎっくり腰〃には適しています、当然傷ついた腰には触れません、偏った使い方による上半身の捻れを三角筋の肩前(けんぜん)〜肩貞(けんてい)、曲池(きょくち)〜小海(しょうかい)の通し手癒で腕の老廃物を流して肩甲骨から戻し 中殿筋に手癒し骨盤の捻れを和らげ、座っているので風市〜箕門(きもん)、陽陵泉〜陰陵泉、懸鐘〜三陰交に通し手癒、足の特効穴を使いリンパを流し、足の重さのバランスを取り骨盤を整え、椎間板の角度を慎重に考慮し股関節から健側に優しく引き落とし操法、患側に優しく屈曲回旋操法で腰椎5番にアプローチしました 「3日後に予約が入り、割りとスタスタ歩かれていて靴を脱ぐ姿もスムーズだったので安心しました、この3日間結構心配でした高齢の方はお元気でも何が起こるか分かりません、1週間後に20キロのレジの納品らしく心配はつきません、お仕事なんで。必ず医療機関に行くよう念を押しました」 「昔カイロプラクティックを習っていた時の今でも最も尊敬する師匠から、腰椎5番の重要性を度々教えて頂き臨床を重ねるごとに、その言葉の有り難さが分かり感謝しています、施術ではこの先生がおられたので今があります 私は負担の少ない施術を求めカイロプラクティックから離れましたが、施術方法こそ違え根本にはメジャー(原因の本質)を見極める、頚椎1番、椎骨の神経圧迫、後頭骨〜仙骨と脳脊髄液の流れ等、今の施術の根底をなす考えです、思えば腰痛施術はずっと腰椎5番の姿を追いかけて来た気がします。」 |
2023年10月29日(日) |
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